BCAAと筋肉の関係について

さて、今までのお話でBCAAを摂取する事によって様々な効果が出る事が判って頂けたと思います。そこで今回は、BCAAと筋肉について深く掘り下げてみたいと思います。

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ところで、アスリートが身体を大きくするためにプロテインを飲む事が多いのは皆さん御存知の事でしょう。このプロテインの主成分となっているのは、タンパク質です。人の内臓や筋肉は、このタンパク質で構成されていますが、タンパク質を構成するのが20種類からなるアミノ酸なのです。そして、その20種類の中でも筋肉を主に構成するアミノ酸がBCAAという訳です。実は、プロテインのタンパク質も、体内に取り入れ分解されると、アミノ酸になります。プロテインを飲むのと、アミノ酸のサプリメントを飲むのは本質的には一緒だという事なのです。

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筋肉を作る為のBCAAですが、その中でも特に重要なアミノ酸がロイシンです。必須アミノ酸の中でも一日に必要な摂取量が最も多いという所からも、重要性が伝わってくるのではないでしょうか。ロイシンの働きの大きな特徴は、タンパク質の合成(筋肉強化)とタンパク質の分解を抑制する事ですが、更にインスリンの分泌を増加させるという効果も有るのです。実はインスリンはダイエットに重要な役割を持っています。インスリンの役目は、筋細胞にグルコースやアミノ酸と言った栄養素を送り込む働きです。



体の中にどんなにアミノ酸が溢れていようと、筋細胞に送る手段がなければエネルギーは作り出せません。インスリンはその栄養素を筋細胞まで送るという重要な働きを持っているのです。脂肪に溜まった栄養素を運んでいるのもこのインスリンなんですね。

さて、皆さんは筋肉を使った翌日に、筋肉痛になる事はありませんか?BCAAはその筋肉痛を和らげる効果が有ります。筋肉痛は運動によって傷ついた筋肉が悲鳴を上げている状態です。BCAAにはその傷ついた筋肉を修復する作用が有るので、筋肉痛が軽減されるという訳なのです。